LYRIC

幸せを希って

一人になりたくなったり 人恋しくなったりで

いままで幾度となく君を遠ざけた

 

いっそ同時に来てくれりゃ ちょうど良くなれないかな?

そんなこと言って茶化そうとする馬鹿

 

抱き合ってる時さえも幸せが

見えなくなるくらい自分の事で精一杯でした

 

会いたくなる 駄目なのはわかってるけど

弱すぎてごめんね俺頑張るから

君を迎えに行くから

 

でも俺にできるかな 君は待っててくれるかな

弱音を吐いて涙を堪えてた

 

「すぐに忘れちゃうよ」とか

「待ってるわけがないよ」とか

単純な思考で二人を語る馬鹿

 

君以外の人はみんな死ねばいい

ほらまた人を遠ざけてはまた人恋しくなって

 

離れてても心は繋がってるって

誰も信じないけれど

二人だけが分かればいい

それでいいさ

 

君のためにできることは何だろうか?

俺では力不足なんだろうか?

自分の事すらまともにできなくて

君にとって邪魔な存在なんじゃないだろうか?

 

好きという気持ちだけでずっと側にいれたなら

そんなに幸せなことはないだろうな

我慢することが恋愛なのかと君は言った

もっと恋愛しなくちゃ

幸せを希って

 

失わずにはじめて知れたらいいな

君の事こんなにも必要だと

だから生きて 生きていて

 

会いたくなる 今夜も君を思って歌う

強くなるよ 君の為に頑張るから

君を迎えに行くから

遡る

どうしてヘラヘラしちゃうんだろうね?

言いたい事はいっぱいあるのに

彼奴だってヘラヘラしてるだけだ

シースルーの表面上の付き合い

 

女が嫌いで男も嫌いで

信じれるものなら猫くらい

そんくらい

 

精神的に僕を狂わせたあなたの言葉

今でも心に張り付いている

世界でひとり僕を知ってくれたあなただからさ

こんな悲しみが溢れ出してしまうんだよ

 

どうしてイライラしちゃうんだろうね?

「前より メロディが良くなったね」とか

尊敬もしてない年上が言ったところで

ただただ癪に触るだけなんだよ

 

嫉みと同調で人は人を決め付け

食わず嫌いなんだろう

ねえ僕を食べてよ

 

大人じゃない 子供じゃない

普通じゃない 異常じゃない

愛してる 愛してない

分からない 分かってくれよ

 

精神的に僕を狂わせたあなたの言葉

絶対 絶対 忘れないからな

情けなすぎて泣きたくなるけどあなた無しでは

僕は僕すらも大切にしてやれないんだよ

 

どうすればいい? どうすればいい?

どうすればいい? どうすればいい?

どうすればいい? どうすればいい?

どうすればいい? どうすればいい?

あなたとの日々を遡って ほんとの気持ちを取り戻して

ごめんね ごめんね ごめんねって言いたかった

相変わらず元気でよかった 都会の暮らしには慣れたかい?

最後の夜に人目も気にせず泣いた君が噓みたい

 

君の事が好きだ 1秒毎に思っていた

だんだん増えていった すき間に芽吹く恋

 

"I love you"

みんな同じ 言われたくって疼いてる

「愛してる」

王道すぎて 言いづらくなった言葉を

一生かけて言うよ 安売りしたくはない

重低音の響きに取り憑かれて

抱き合って眠ろう

 

隣に居ても遠く感じてしまう 君はとても優しい

誰かを好きになっても 何も言わずに抱き締めてくれるだろう

 

後ろめたさがきっと 人を優しくさせている

ほんとの愛はもっと わがままで厳しくて

 

あの頃と同じ意味で ふたりはまた惹かれていった

それを知って宥める想い 随分大人になったから

その日一度も僕等 触れることはなかった

分かったことはただひとつ

今君は幸せそうだ

 

"I love you"

みんな同じ 言われたくって疼いてる

「愛してる」

王道だけど これしかないと決めたんだ

 

"I love you"

世界で一番 大好きな君にプレゼント

「愛してる」

君の名前と 胸が凍みる想いに添えて

一生かけて言うよ 安売りしたくはない

重低音の響きに取り憑かれて

いつまでもふたりで 抱き合っていたいな

優しい声

殴られたって好きだから
私を手放さない方がいいよ
明日は早く帰ってきてね

 

あなたの為に夕飯を
作ろうと思って包丁持ってる
妙な事は言い出さないでね

 

私はあの人が嫌いだから
あなたも嫌わなくちゃ駄目だよ

 

さよなら 街はセピア
耳を離れない優しい声
出会いから別れに至る全てを
やり直して もう一度

 

私にとって幸せは
あなたを孤独にすることなのかも
今日は何か疲れてるみたいね

 

あなたの携帯が震える度
私の中の狂気が震えるの

 

さよなら 愛はスピカ
物憂げな夜に瞬いては
何処迄ゆけばあなたに逢える
咽び泣く 遠い空

 

もしも私が倒れたら
あなたは駆けつけてくれるかな
「愛してる」って言って死んだら
忘れないでいてくれるかな

 

さよなら 街はセピア
今も忘れない優しい声
突然のあなたからの電話を
冷たくあしらって

孤軍奮闘

青色
風に舞う真砂土を
体育座りでぼんやり見ていた
「サッカー部と野球部 どっちが嫌い?」
そんな風に言うから 少し笑った

 

コートに立つ1,2軍
花壇に座る3軍

 

1人で戦ってる
人間不信を武器にして
今日はまた負けた
太腿をぶった左手が
孤独に震えてる

 

オレンジ
歩道橋のスロープを
駆け上がる僕に微笑んで
君はスカートを揺らしながら
階段を上る

 

「ちょっと待って」と言ったのは
僕の方だったっけ

 

大人の階段を
上れなかった後悔に
勝るだけの才能が
無いことを知ったなら僕は
歩道橋の上から

 

1人で戦ってる
人間不信を武器にして
今日はやっと勝った
こみあげてきた思いには
孤独は似合わない

 

灰色
君に会いたい

遺言

夏は果て秋など無く冬がやってきました
震えるが息絶えず虚ろな意識に君を見た
深夜2時15分 鳴らないチャイムが鳴りだして
君が来たんだって 跳び起きてドアを開けました

 

あれから数年が経ち すべて丸く収まったかな
守るべきものの為 毎日せっせと働いて
7時過ぎ 家に帰り 温かい夕飯を食べて
寝転んでテレビを観る 「大切な人と過ごす日」

 

僕はキリスト教じゃないけど
クリスマスが大好きさ
サンタのおじさんは居ないけど
煌めく街の景色に
君は居てくれたから

 

命が尽きるその瞬間まで
側にいて欲しかった人がいた
ある夏の話 予期せぬ嵐の中で
見失ってしまった最愛の人
繋いだ手を離した空虚さに
汚した手が何かを奪う前に
今こそ この手で自分の首を掴んで
「幸せだった」と叫んでみせるよ

 

懐かしい景色は全部 悲しみに揉み消されて
想い出の公園は 汚染された記憶で入れない
そこにあったことさえ 蔑ろにしようとしている
汚したのは僕自身 それすら忘れてしまおうか

 

いつでもそうやって逃げてきた
生きる為には仕方ないと
沢山の笑顔や泣き声が
燃え尽き灰になるまで
愛の行為を重ねる

 

胸が傷むのは病気の所為か?
それか多忙な日々のストレスか?
幸せが苦しくて家を飛び出してしまった
25日の街に雪が降った

 

僕は××教じゃないけど
悪い事が大好きさ
右手のピストルはポケットへ
君の居ない世界では
本音を言っちゃいけない

 

命が尽きるその瞬間まで
側にいて欲しかった人がいた
守るべきものと暮らす平穏な日々に
忘れたはずだった「大切な人」
繋いだ手を離した空虚さに
汚した手が何かを奪う前に
いますぐ なにより 早く 早く…
忘れなくちゃ…

 

これが僕の死ぬ理由です。

埼玉

ハッピーエンドが嫌いな奴と
この頃流行りの映画を観たよ
どうせイマイチだったと言うんだろ
泣いてる僕を馬鹿にするんだろ

 

綺麗なものを綺麗と言う事
マジョリティの「好き」に流される事
一括りにする東京かぶれは
マイノリティが天才と信じる

 

『君だけが僕の味方』
『君が好きだよ』
そんなありふれた表現じゃ
納得しないよ 軽音部

 

だっさい魂ぶら下げて 突っ走ってく武蔵野線
馬鹿にされ同情されても 謙遜しながら進むんだ
都会の風に阻まれて それでも海が見たいんだ
もうすぐ陽が落ちるからさ
ホテルでも探そうか? トゥナイト

 

愛することに不器用な僕は
取り敢えず唇を重ねるだけで
心の中身は音楽に乗せて
取り敢えず身体を重ねるだけさ

 

C G / Am E7 / F G / E7 …
こんなありふれた進行じゃ
納得しないよ 軽音部

 

ファッションなんてどうでもいい どうせ裸になるんだから
おニューの真っ白いスカートは 汚さないように離してよ
気付けばもうこんな時間か そろそろ帰らなくちゃって
名残惜しさでまた絡まって
終電を逃した トゥナイト

 

明日 仕事があるのに
明日 学校があるのに..
明日 仕事があるから
明日 学校があるから
家遠いし帰らなくていっか

 

だっさい魂ぶら下げて 突っ走ってく武蔵野線
馬鹿にされ同情されても 謙遜しながら進むんだ
ここにいたって退屈だ 海が見たい
トゥナイト 何処へでも行こう トゥナイト…

辛うじて曇り

ガラクタを繋ぎ合わせて
象った僕の儚い情熱
思い出す景色はいつも
辛うじて曇り 良くも悪くも

 

うさ晴らしも 出来やしないぜ
この雲に隠された青空よ
僕はここで 君を待っているよ
どんよりを切り裂いて

 

頑張れ 頑張れ 日本人
雨すら降らなきゃ 行けるぜ
頑張れ 頑張れ 他人事
素直に喜べない 御時世よ

 

下り坂 林檎が転がっていく
ときに人の心も 転げ落ちていく
もういいかい? 本当の心
ガキみたいに幼稚な かくれんぼはやめよう

 

頑張る 頑張る 明日は
涙と憂鬱を吹き飛ばそう
頑張る 頑張る 言ったれ
甘ったれって 教師がほざいても

 

雨の日も 晴れの日も
僕の心の中はいつだって そう
辛うじて曇り…
良くも悪くもないさ

 

頑張れ 頑張れ 日本人
雨すら降らなきゃ 行けるぜ
頑張る 頑張る この声が
憂鬱な その耳に 届くように

 

頑張れ 頑張れ 頑張れ
涙と憂鬱を吹き飛ばそう
頑張れ 頑張れ 頑張れ
あいつを倒すため 歌うんだ

 

頑張れ 頑張れ…

兎と亀

今日も歩いていた
寝る間も惜しんで
やっと出来た答だ
ノルマはギリギリで

 

アスファルトの上に
足跡は残らない
どんなルートだろうと
辿り着けばいい

 

ときにひたむきな努力が
誰かの幸運に負けるだろう
だけど卑屈になっていたら
一生 報われないぜ

 

Boys & Girls 険しい荒野に
涙が道を作ってく

 

昨日までの事
洗い流した
ピカピカの顔が
君の答だ

 

Boys & Girls 輝くために
涙は必要なんだよ
明日は ズルしてみようか
何かが 変わるかもしれない

 

今日も歩いていた
カフェで休憩なう
隣の席のカップル
羨ましくてさ

振り返ってみれば僕は最低な人間だ
どれだけ人を踏み付け勝ち誇っていたんだろう
 
後悔も出来ない僕の冷えた掌に
「優しさ」なんてあげないよ
哀しい海だ
 
それでも 愛は生きる
僕の過去に無関係で 燃え上がる
償いきれぬ いくつもの恨みが
襲いかかってきても構わない
醜い僕で生きていける
 
答えてみろよ 僕の素敵なところは何だ?
どうしてこんな僕の側に居てくれるの?
 
性格が悪い僕は また傷つけるだろう
それでも離したくないよ
苦しい海で
 
愛と呼ぶ 一種の呪縛が
駄目な僕をエゴイストに変えてしまう
君が抱いた 今の想いを
知ってしまうのが恐くてさ
男らしくない夜に浸る
 
良いか 悪いか
もう 分別なんてつきやしないや
愛か? 知らんが
もう 分かんないが どうしようもないくらい
君以外じゃ生きられない
君は?...
 
生きているだけで僕は
何かの加害者になって恨まれるよ
そんな僕に 御褒美をひとつ
与えてやれるとしたら 何がいいだろう?
愛なんて僕に出来やしないよ
 
それでも 愛は生きる
誰の事情も無関係で 燃え上がる
殺めてきた 最低な僕が
優しい海に呑み込まれる
醜い僕が生きていく
 
その全てに 意味はあるのかい?

愛されるより愛したい

自転車飛ばして会いにいく

忘れかけてたこの感じ

頬に張り付く北風に

吹かれて踊る桜花

 

泣いてばかりのあなたには

言葉以上で応じたい

それでも伝わらない心

そのもどかしさで抱き合った

 

背中にまわす手が力む度に

あなたもぎゅってやり返す

そんな幸せが いつまでも続きますように

 

愛されるより愛したい

僕の思うやり方で

これ以上は無いって

今は言えるくらいに

痛いの痛いの飛んでいけ

夜空の果てに消えるまで

僕らを苦しめるものは

みるみる過去になっていく

 

どうしてキスがしたいのか?

唇が触れるだけなのに

五臓六腑が込み上げて

君に注いでしまいそうだ

 

些細な事で不安になった

今から会いに行っていい?

少しだけズレてく歯車が

切ない時間を刻む

 

触れたところから心が伝わるから

その面積を少しでも多く

脚からソレから唇まで

全てを重ねて

 

愛されるより愛したい

僕の思うやり方で

これ以上はないって

今は言えるくらいに

相変わらず依存して

今夜も自転車を飛ばして

あなたを想う今が

堪らなく愛しい

丘の上にて誰を愛す

缶ビール飲んで眠った翌朝に
10代最後のロマンスが訪れる

だけど 気怠いな もうちょっと寝ようかな
僕にとってはそんなもんだった

 

純粋なモノに憧れたあの頃
全てを失い 救急車に運ばれた

あの日の僕とは だいぶ変わっちまったな
だけど変わらないモノもあるから困るよ

 

君を好きになれれば良かったのに
どうにも上手くいかないな恋愛ってやつは
君が彼氏とうまく添い遂げるまで相手をしてあげるよ
だけど噂が流れ始めたらしいぜ サヨナラ

 

本当の事は言いたくはないけれど
誤解されたまま死にたくもない

出来るだけ優しく だけど嘘っぽくないように
最低な僕の愛の歌を歌おう

 

僕は今でもあの人を好きなのかもしれない
どうにも上手くいかないな恋愛ってやつは
吹っ切る為には次に行かなきゃな でも人を好きになれない
抗うようにキスをした

 

風が吹きすさぶ丘の上 僕を待っている後ろ姿に
駆け寄って肩に触れる寸前で 目が覚めた

 

君を好きになれれば良かったのに
どうにも上手くいかないな恋愛ってやつは
君が彼氏とうまく添い遂げるまで相手をしてあげるよ
だけど噂が流れ始めたらしいぜ サヨナラ

 

僕は今でもあの人を好きなのかもしれない
現在もTwitterのミュートは外せないでいる
過去の匂いを消すように僕の部屋で君としたsexで
結局 好きになることはできなかった サヨナラ

AWAY

夜空に金の船が見えたから
届きそうな気がして 走り出した

 

知らない街へ出かけて
スタバを見つけたときの
その何とも言えない喜びに似た
そんな気分でハンドルを切って

 

国道4号線の途中
草加を超えた辺りで
突然 ざあざあ降りの雨が降って
あの船は雲の向こう側へ

 

何かに追われている気がしてた
どこまで行くんだろう? 時間の浪費?

 

信じ続ける意味を
疑って悩んでいる
バックミラーばかり気にしていたら
オリオン座に見られていたんだ

 

手を伸ばせば届く距離は
思ってるより遠くて
アルバムはもう何周目だろうか?
もうすぐ朝が来てしまいそうさ

 

夜の海に停泊した
船へ続く光の橋を
渡る心の皆が
照らされた

 

夜空に金の船が見えたから
届きそうな気がして 走り出した

愛する人へ

愛する人へ 僕は悪い奴

あなたのことを忘れられずに

未だに独りでいるんだよ

あなたは誰かといるだろうが

 

夜のベンチ

長い夜に 眠らずに夢を見た
ここで確かに 君が眠っていたんだ

 

浅いプールで 溺れるようなものさ
人の心は あまりに儚いから

 

なにをしても 泣きじゃくっても
君は帰らない

 

呆れるくらい なにもかもが 一緒だった
目の前にあるもの すべてで 君に逢いたくなる
ひと気のない 夜のベンチで 抱き合っていた
疑いの無い日々 ただ 甘えと時間に酔ってた
永遠の恋人

 

君がどんな人を選んだとしても
僕は君の幸せだけ祈ってる

 

そんなことを 言えるくらい
まともな男じゃない

 

気持ち悪いくらい 離さないでと 言ったのは嘘?
責任があるだろう ひとりの男を
ここまでにした 責任が
恨めしいのは 嫌味じゃないが 真っ直ぐな僕
心変わりなんてできやしないままで
あの日へ ひとり引き返してる

 

抱きしめても キスをしても
なにか足りなかったり
ギターを弾いても 歌ってても
どこか不自然だったり
帰り道を 歩いてても
帰れなかったり
逢いたいとか 愛してるとか
鮮明に現れていく

 

気色悪いくらい 泣いてるのは 何のため?
苦しむ僕を見て 君が情けをかけてくれればいい
昨日の夜も 夢を見たよ 眠らずに
寄り添いながら いま 迎える朝へ
行こう さあ 残された未来へ

お前らが求めてるのはこれか?

僕にだって 君にだって 多分 疚しい事がある

それをずっと 胸に閉まっていりゃ 平和なのに

 

良心やなんやって 嘘が付けない僕ら
思う存分吐き出して すっきりかい?

 

色恋沙汰 隣国関係に 争いは付き物

ときにこの手が 誰かの生を奪うかもしれない

 

呼吸を整えて ゆっくりでいいから
誰でも判る事 見つめ直せ

 

何もかも手に入れたいから
奪い合うこともザラじゃない
名前を付けて 飼い慣らして
独占することに必死になっていた
欲望は無意識に 肥大していく
求めてたものはこれじゃない

 

過去は今日も 僕の行動を 否定するだろう
だから僕は 逃げることでしか 生きられない

 

どうすれば僕は 臆病にならずに
胸を張って生きていけるのかな?

 

愛すべき 僕の過去様よ
今の僕に力を与えてくれ
せめて君の想い出だけは
綺麗なままで過去にしたかった
また空っぽになったバッグを背負って
助走をつけてさあ 何処へでもいこう

 

この瞬間がきっと 僕の全てさ
足元が泥濘んでいる 飛び立てる?

 

うまく生きれなくたっていい
スケジュールはぶち壊してしまおう
求めてたものと違っても
これもなんかいいなと思えてきたら
プライドなんて捨てて 大恥さらして
これが僕なんだって言い張ろう

 

うまく生きれなくたっていい

 

屈辱だって望んでやる

太陽に向かう子供たちへ

愛する人へ 僕は悪い奴
あなたの胸を苦しめてばかり
さぁ 今夜 あなたを想って
語呂の悪い詞を連ねよう

 

あの頃 僕はただの子供で
恋愛という言葉に飢えてた
誰でもいい 彼女作ってと
いやらしいことばっか考えてた

 

こんな僕だけど あなたを選べたこと
この人生最大の 素晴らしき鼓動

 

ハートの奥は目に見えぬから
信じることは難しいね
言葉だけでは信じられない
身体だけでは信じられない

 

思えば沢山 苦労を掛けたな
祝福されぬ愛だったから
あの涙と あなたの言葉で
僕はしばらく鬱になったよ

 

あなたのこと想って 全てを見失って
変わっちまった僕だ 今更気づけたんだ

 

笑ってるより 泣いてるほうが
多くなってく それはきっと
愛に溢れた幸福者の
私欲に満ちた哀れな様さ

 

情緒不安定 僕らはいつも
胸の苦しみ抱えて生きてる
ならいっそ 出会わなきゃよかった
そんなこと思ったりしないか?

 

そんな世界なんて見たくない
あなたのいない僕はいない
あぁ ここまで愛は肥大した
太陽に向かう子供よ...

 

ハートの奥は目に見えぬから
信じることは難しいね

 

あなたと出会い あなたに恋し
あなたを愛し 苦しめるまで
一緒だったよ 乗り越えたんだよ
太陽の下 笑ってくれるかい?

 

愛する人へ 僕は悪い奴
あなたの胸を苦しめてばかり
センスのない詞を眺めて
笑ってくれたらそれでいいさ

欅の木

綺麗になった君を見ると なんか不安になって

君から愛の言葉ひとつ 引き出すのに必死になって

 

冷え切ったその唇から

聞きたくない名前

 

ただ ひきつった笑顔で

1日の他愛もない出来事を聞いてた

あぁ いつの間に僕は

君を困らすことばかり吐き出してた

 

駅前の大きな欅は ワイヤーで補強され

大きくなりすぎたせいでもう 自力で立っていられない

 

あんな風に僕はきっと

枯れていくのかな

 

いま 君の心に

届かぬ言い訳並べて抱き寄せた

まだ 不器用にふたり

抱き合ってた頃の方がより心地良かった

 

「私と音楽どっちが大事?」って

あの日 ついに君の口から零れた

だけど僕は何も言えなかった

確かにその答えは「君」だったから

恐かったから

 

ただ 墜落してく

歪んだ世界が2人を待ってる

もう 言い慣れたこと

囁き 触れ合うだけの日々に

 

ケリをつけよう

BAD KIDS

「愛って理不尽なものね」って
君は無理して笑った
そうやって強がる君を
愛してしまいそうで怖い

 

取り繕うように睨み合い
身体だけを絡めあい
見え隠れする優しさに
人生をめちゃくちゃにされる

 

この人じゃ幸せになれないって知っていても
君は苦しそうな目で 今日も 愛に呑み込まれる

 

僕たちのあの勢いを
獣のような欲望を
もう一度 もう一度
君だけを見つめていたい
夢中になって脱ぎ捨てた
照れ臭い君の表情を
もう一度 もう一度
本物の愛を感じたい

 

マニュアル通り抱き合って
腰を振るだけの関係に
うんざりだって言いながら
心地よいキスで忘れるだけ

 

無償の愛なんてない 四六時中愛されたい
そんな風に思えてた頃 聴いた 幸福な愛の歌

 

優しさを巧みに使って
愛を喰らうモンスターに
抱かれて 傷付けられて
涙目でしがみついた
「愛って理不尽なものね」
必死に笑って呟いた
君の顔が 僅かに歪む
その隙に 静かに入り込む

 

もっと 上手に 愛し合えたら
もっと 素直に 求め合えたら

 

僕たちのあの勢いを
獣のような欲望を
もう一度 もう一度
本物だって言い張りたい
抱き合う度に涙流し
痛みと羞恥に身を捩る
もう二度と もう二度と
戻れない道を歩いてる

没頭

優秀が笑う 僕のこと
「お前 そんなことも解らないの?」
目を吊り上げて吐いてやる
「勉強しかしてきていないだろう」
腹が立つままに吠えあった
互い脆い自我を削りあった
長い平行線が出した答え
没頭出来ることこそが エクセレント

 

君が踏み出した道を阻む迷い
現実を思い知らせる笑い声
それでも捨てられぬ夢がある
果てしなく険しい道を行け

 

未開拓地を前にして
背中押し合いながら迷ってた
「みんなが行くなら僕もいく」
なんて責任を譲りあってる
所詮舗装された道しか
歩けない臆病な人間だ
誰だってミスくらいするでしょう
て言ってもそのときは責めるでしょう

 

誰よりも自分のこと好きなくせに
自己嫌悪だなんて吐いて 死にたがる
そうやって人の助けを求めている
枯れ果てた海原に 愛よ舞え

 

傷つけ合い 塞ぎ込んで
辛い夢に魘されても
目が覚めれば 明日
生きていかなくちゃなんない
否定された分だけ
自分を信じろ
 

君が踏み出した道を阻む迷い
現実を思い知らせる笑い声
それでも捨てられぬ夢がある
血を吐いて 骨折って 掴み取れ

 

誰よりも幸せに生きるために
僕を笑った奴を笑い飛ばすために
こんな僕に潜んでいる 才能の芽を
絶え間無く広がる空に撃て

 

果てしなく険しい道を行け